第二次世界大戦中、ナチスを支援した企業には驚くことにアメリカの
企業が複数含まれていた。またスイスも重要な役割を果たしていた。
ナチスとアメリカ企業の協力関係
フォード 1942年には、ナチス・ドイツで使用されていたトラックのうち、約3分の2をフォード製が占めるようになった。
GM 1929年、「GM」は当時ドイツ最大の自動車メーカーだった「オペル社」を買収した。
当時のドイツでの「ダイムラー・ベンツ社」のシェアは9%、「フォード社」は8%、「BMW」は3%だった。1932年に
新しく誕生した「アウトウニオン社」が、「オペル社」に次いで当時ドイツ第2位の自動車メーカーだった)。
アウトウニオン社は1985年に「アウディ」に変更される。
1943年に、「GM」のアメリカ工場がアメリカ陸軍航空隊の飛行機を整備している間に、ドイツの「GM」グループは世界
で最初のジェット戦闘機である「メッサーシュミットMe262」用のエンジンの開発に成功した。デュポン一族の工場がその
ジェット・エンジンを製造し、組み立てたのである。
『オペル社』(=GMの子会社)は年間約3万台規模生産の維持によってドイツの軍需用トラック生産の約40%を占める圧倒的
な首位に立っていた。
スタンダード・オイル 現在の後継会社はエクソンモービル、シェブロン、BP(英)
アルコア
ITT
GE
デュポン
コダック
プラット・アンド・ホイットニー
ダグラス・エアクラフト
シンガー
インターナショナル・ハーベスター
ユナイテッド・フルーツ
ウェスティングハウス
BIS(国際決済銀行) 1930年に第一次世界大戦で敗戦したドイツの賠償金支払いを取り扱う機関として設立された。本部はスイスのバーゼル。各国の中央銀行を株主
とする銀行として組織されている。第二次世界大戦ではナチスドイツ関連の金融機関は凍結されたが裏でBISが資金を管理していた。
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