NHK Eテレ
2015年 11月7日(土)よる11時放送
それはホロコーストの"リハーサル"だった
〜障害者虐殺70年目の真実〜
2015年 11月7日(土)よる11時放送
再放送11月14日 よる0時放送(金曜深夜)
それはホロコーストの"リハーサル"だった
〜障害者虐殺70年目の真実〜
600万人以上のユダヤ人犠牲者を出し、
「人類史上、最大の悲劇」として語り継がれてきたナチス・ドイツによるホロコースト。
しかし、ユダヤ人大虐殺の前段に、いわば“リハーサル”として、
およそ20万人ものドイツ人の精神障害者や知的障害者、回復の見込みがないとされた病人たちが
ガス室などで殺害されたことについては、表だって語られてこなかった。
終戦から70年もの年月がたった今、ようやく事実に向き合う動きが始まっている。
きっかけの一つは5年前、ドイツ精神医学精神療法神経学会が長年の沈黙を破り、
過去に患者の殺害に大きく関わったとして謝罪したこと。
学会は事実究明のために専門家を入れた国際委員会を設置、
いかにして医師たちが“自発的に”殺人に関わるようになったのかなどを報告書にまとめ、
この秋発表する。
番組では、こうした暗い歴史を背負う現場を、
日本の障害者運動をリードしてきた藤井克徳さん(自身は視覚障害)が訪ねる。
ホロコーストの“リハーサル”はどうして起きたのか、
そして止めようとする人たちはいなかったのか・・・。
資料や遺族の証言などから、時空を超えていま、問いかけられていることを考える。
返信する