あなたの駅前物語


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001 2022/10/13(木) 23:25:51 ID:P4aTTnXxtI
あなたの駅前物語
テレビ朝日 毎週木曜23:10-23:15

町の人々は、その駅前からどこかへ出かけていき、また駅前から家路をたどる。
訪れた異郷の人々は、駅前からどこかを訪ね、駅前から帰途に就く。
立ち寄った旅人たちは、何がしかの期待感を抱いて「駅前」を出て、
新たな発見に出会う。そのように、あらゆることが交錯し、すべての人々に
安堵のような思いを与えてくれる空間が「駅前」だ。

09月01日:都立大学駅
09月08日:岐阜駅
09月15日:桟橋通五丁目停留場
09月22日:小杉駅
09月29日:長野駅
10月06日:元町・中華街駅
10月13日:播州赤穂駅
https://www.tv-asahi.co.jp/ekimae...

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002 2022/10/26(水) 22:43:06 ID:rwC8pKIGno
10/20:栃木県 益子駅(益子焼 集う駅前)
栃木県益子町、真岡鐵道真岡線の益子駅。県庁がある宇都宮駅から
電車を乗り継ぎ、2時間ほどで着きます。駅前から東へ歩いて15分ほど、
城内坂通りと呼ぶ一帯に、益子焼の店やギャラリーが並びます。
今週の一句「一塊の陶土とむつみ鵙日和」

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003 2022/10/28(金) 21:41:05 ID:hHnpG5yt16
10/27:鹿児島県 国分駅(錫光る駅前)
鹿児島県霧島市、JR日豊本線の国分駅。鹿児島中央駅から40分ほど、
北へ向かうと霧島連峰の麓を抜け、福岡県へ続く路線。
錫職人は「茶壷をつくって一人前」と言われるように、茶壷づくりでは1000分の1ミリ単位の細かさで、
削っていきます。蓋の重さで自然と閉じるほど機密性が高く、大久保利通が使った茶壷は、百年たっ
ても茶葉の香りが損なわれなかったそうです。
今週の一句「ひややかに酒を満たせる錫の杯」

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004 2022/11/09(水) 23:36:38 ID:uzTF4ovY.s
11月3日(木) 岡山県JR山陽本線:瀬戸駅(復活した酒米の駅前)
岡山市東区、岡山駅からJR山陽本線で東へ15分ほどの瀬戸駅。
畑一面のひょろりと高い稲穂は、岡山で栽培が始まった雄町米。
山田錦や五百万石といった酒米(さかまい)の基になったコメ、とされます。
背が高いため、風に倒れやすく、収穫量が少ないので栽培はいったん衰退しましたが、
1970年代から酒の蔵元が農家に呼びかけ、復活させたそうです。
今週の一句(一筋に沈む夕日も稲の秋 )

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005 2022/11/17(木) 23:15:51 ID:nRD87nPYoI
11/10「福島県・JR常磐線 相馬駅」
駅前から車で15分、松川浦。太平洋と砂州で隔てられ、北部でわずかに海と
つながっている入江。春から夏にかけては、潮干狩りもできました。でも、
東日本大震災で津波に襲われ、大きな被害が出ました。 それから12年目、
人々の復興への思いと努力が実を結び、活気が戻ってきました。今年は相馬で
育った若者たちが、震災で途絶えていた「浜焼き」も復活させました。

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006 2022/11/20(日) 19:51:11 ID:Ank0w8RuBQ
11/17:東京都 京王電鉄京王線 代田橋駅(三線の音が聴こえる駅前)
北口の駅前からおもちゃ屋など商店が並ぶ路地を抜けると、国道の甲州街道へ出ます。
商店街の華やかな柱は、沖縄料理の飲食店が集まる街への入口。路地の一角に、
三線の教室がありました。母親が沖縄出身で、小学生のころから10年以上
習っている大学生がいます。三線は、曾祖父の形見を修繕したもの。
弾いていると気持ちが優しくなる、と言います。
今週の一句「三線の音の漏れくる夜長かな」

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007 2022/11/27(日) 22:07:10 ID:CzND5bkf/g
11/24:近鉄・西信貴鋼索線「信貴山口駅」(大阪府)
虎が出迎える駅前:信貴線と結び、奈良県との境にある生駒山系の信貴山へ向かう登山口。
ケーブルカーは高低差354メートル、約5分で終点の高安山駅に着きます。
到着した客の多くが向かうのは朝護孫子寺。寺の本尊は、戦いを司るとされる毘沙門天。
太子が悟りを開いたのが旧暦の寅の年、寅の日、寅の刻だったとされ、毎年2月に
「寅まつり」もあります。ケーブルカーに寅の絵が描かれていたのも、その縁でした。
今週の一句「薄紅葉して人を待つ神の山」

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008 2022/12/05(月) 23:00:04 ID:0833FMYcuI
12月1日:陸前高田駅(岩手県)「椿が根を張る駅前」
岩手県陸前高田市、JR大船渡線の陸前高田駅。大船渡線は東日本大震災で被災し、
いま宮城県の気仙沼駅から北は、BRTと略称される高速バスで運行。駅舎も損壊し、
かさ上げした地域の中心街へ移りました。駅から東へ歩くと、みえてきたのは
学生や地元企業が植樹した椿です。椿は陸前高田の「市の花」。根を深く張り、
ゆっくり育つ椿に、復興の願いを込めたそうです。
今週の一句「つらつら椿わたつみのきらめきに」

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009 2022/12/10(土) 00:42:14 ID:TqPyGqt4ho
12/8東京都:表参道駅「おかず横丁があった駅前」
東京都港区、地下鉄東京メトロの表参道駅。銀座線で渋谷から一つ目で、
半蔵門線と千代田線も通っています。改札口を出て地上へ上がると、
駅名の由来となった明治神宮の表参道です。1964年の東京オリンピック
の際に埋められるまで、そばに市場もあって、「おかず横丁」と呼ばれていました。
今週の一句:表参道たれかれに落葉舞ふ

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010 2022/12/17(土) 23:55:41 ID:HDa8Kt2yc.
12/15:内子駅(愛媛県)芝居小屋に人が集う駅前
木ろうなどで富を築いた商人たちが建てたのが、
駅前から歩いて8分の芝居小屋、内子座です。
大正時代に完成して、4年後に北側に駅が開業すると、
駅前劇場」とも呼ばれました。
今週の一句:花道の疵を増やして冬に入る

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011 2022/12/31(土) 22:47:11 ID:TLxzjTxj6I
12/22:神奈川県 江ノ島電鉄 江ノ島駅「島へと続く駅前」
休日には、1万人規模の家族連れらが乗り降りします。
多くの人の目当ては、江の島です。対岸にある水族館も、
江の島を訪れる人の目当ての一つです。近海や沖合に生息する
海の生きものを集め、たくさんの魚たちが泳ぐ姿を、
間近にみることができます。
今週の一句「数へ日の水族館の父子かな」

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012 2023/01/08(日) 23:45:46 ID:mFwi.rD4NM
2023年1月5日放送:弘前駅(青森県)雪の花の駅前
弘前は津軽地方の中心地で、本州で最も北に位置する城下町です。
弘前城はゴールデンウイークのころに咲く見事な桜の花で、
よく知られます。冬の夜にも、もう一つの「花見」が楽しめます。
雪に覆われた桜の枝を、ピンクの光でライトアップすると、
まるで満開の桜のようです。
今週の一句:春を待つ思ひに咲かせ雪の花

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013 2023/01/16(月) 21:35:55 ID:bXe9qaq6E.
2023年1月12日(松江駅:島根県)「旬の恵みの駅前」
松江市朝日町、JR山陰本線の松江駅。松江は東の
中海、西の宍道湖の間にある出雲地方を代表する市。
宍道湖は、シジミ、ウナギやスズキなど、海と川の
魚が両方、獲れます。それらは「宍道湖七珍」と呼ばれ、
これが目当てに訪れる人もいます。
今週の一句:旅の夜の胃の腑にしみて蜆汁

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014 2023/02/02(木) 22:35:12 ID:Gy6m3sSqas
1月19日:京都駅(京都府)弘法さまと九条ネギの駅前
駅前から南西へ歩いて15分、九条通りにみえてきた五重塔は、
弘法大師・空海によって建立された東寺です。
寺の西に、ネギの香りが立つ店がありました。九条葱専門の
卸業者で、1300年前から栽培されている京野菜です。豊かな
地下水で、忙しく泥を落としていました。
今日の一句:日向から日向をめぐり初弘法

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015 2023/02/21(火) 23:28:40 ID:OGQZjfju1k
1/26「岩国駅:島々を望む山城の駅前」
駅前から車で北へ15分いくと、日本三名橋の一つ、
錦帯橋がみえてきます。江戸時代に架けられた五連の
木造アーチ橋で、1950年の台風で流出しましたが、
復活を望む市民の声に応じて、原型のまま再建されています。
橋のそばの山頂に上がると、復元された岩国城がありました。
今週の一句:天守より望む島々日脚伸ぶ

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016 2023/03/04(土) 21:08:52 ID:pAtRn.GC7Y
2/2「上川駅(北海道石北本線)」神々が遊ぶ庭の駅前
上川駅の近くの線路沿いに、石狩川が流れています。
上流にかつてアイヌの人々が住む村があり、大雪山
国立公園が広がります。アイヌの人々は大雪山系の主峰
・旭岳を敬い、「神々の遊ぶ庭」と呼びました。
今週の一句「神眠りをり八方を凍らせて」

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017 2023/03/14(火) 22:43:45 ID:SQvIIbzXmU
北海道の駅とか
ほとんど顔見知りだったり。
勝手な思い込み

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018 2023/03/18(土) 19:53:57 ID:kOum1g.7WY
2/9:松陰神社前駅(東急世田谷線)
合格祈願と商店街の駅前
昭和の初めまで線路のそばにはパン屋など数軒しかなく、
駅前から神社まで見渡せたそうです。戦後に商店街が
できて、神社が遊び場だった子どもたちが後継ぎとなり、
何でも揃う街になっています。
今週の一句:勝絵馬の犇めき合つて春を待つ

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019 2023/03/25(土) 22:19:21 ID:EnD1.ZJ1vI
2/16:水戸駅(茨城県)早咲きの梅が待つ駅前
駅前から城跡へ向かって歩いて10分足らず、水戸藩の藩校だった
弘道館があります。弘道館の公園は、同じ市内にある偕楽園と並び、
梅の花も人気です。斉昭が数千本を植えたのが始まり、と伝わります。
いまは600本余り。訪れたときは、梅の開花が始まっていました。
今週の一句:藩校の障子明りに梅香る

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020 2023/04/01(土) 23:02:03 ID:pkc63/raxM
2/23 浜松駅「ものづくりと音楽の駅前」
楽器の街・浜松市には、管楽器と打楽器で編成される
吹奏楽の楽団が20近くもあります。演奏会もたくさんあり、
毎年10月に市民主催の音楽フェスティバルが開かれ、
街の一大行事になっています。
今週の一句:連弾の姉妹を包み春の風

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021 2023/04/13(木) 20:22:09 ID:f2SRbdOy/Y
3/2:東京駅(アートストリートの駅前)
ビジネスパーソンが行き来する丸の内仲通り、
歩くと、いくつも近代彫刻などが現れます。
「丸の内ストリートギャラリー」です。50年前、丸の内を代表する
企業と彫刻の森美術館が協力し、芸術性豊かな街づくりを目指して登場しました。
いま作品は19。街角にどんな作品があるのか、観て歩く楽しさがあります。
今日の一句:風光る丸の内とはなりにけり

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