樺太地上戦 終戦後7日間の悲劇
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001 2017/08/14(月) 06:15:36 ID:Y8r8kIPp9.
2017年8月14日(月)
午後8時00分〜8時43分
NHKスペシャル
北海道の北に浮かぶ巨大な島、サハリンはかつて「樺太」と呼ばれ、40万人の日本人が暮らしていた。
昭和20年8月、玉音放送が流れた後に、現地司令部に、ある命令が届いた。「自衛戦闘ヲ敢行スベシ」。
各地でソビエト軍との交戦が続き、兵士と民間人合わせて5千人から6千人が犠牲となった。
なぜ戦闘を続けることになったのか—。今回NHKは、国内外で眠っていた日本軍の内部文書や行政幹部たちの記録を発掘。
さらに、100人を超える元住民や軍関係者の証言や手記を集めた。
見えてきたのは、住民をも動員して「本土決戦」を実行しようとした軍と行政機関の姿。
そして、東京の参謀本部—札幌の司令部—樺太というピラミッド構造のもと、上部組織への忖度によって、
理不尽な判断が繰り返され、末端の兵士や住民の犠牲が拡大していった実態だった。
8月9日のソ連軍侵攻後、終戦を挟んでおよそ2週間続いた樺太戦の全貌を、証言と新資料によって立体的に描き出し、
戦争末期、日本の最末端で顕在化した組織の病理と矛盾がもたらした悲劇の実相に迫る。
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