8月13日(木)午後10時00分〜
8月19日(水)午後11時45分〜(再)
NHK BS
「クレオパトラが残した 古代エジプト天文学」
パリ、ルーブル美術館に「クレオパトラの天体図」というレリーフがある。
そこには、星座や暦、紀元前50年頃に起きた日食も描かれているなど、
古代エジプト文明が築きあげた天文学の“集大成”ともいえる。
古代エジプトの天文学は様々な遺跡に残されている。
最初のピラミッドである「階段ピラミッド」は王の死後、
北の星になりたいと強く願うことで建造されたものだという。
北の星にはどのような意味があったのか? さらにクフ王に代表される巨大ピラミッドは、
四辺が正確に東西南北と一致している。そこには驚くべき精緻な天文観測の技術があった。
そして私たちに馴染みの深い暦や時間の起源も古代エジプトにあった。
暦や時間は一つの星の観測から始まり、やがて南の星座の詳細な観測から生み出されていた。
そこには古代エジプト人の星々との密接な関係性があった。
古代エジプト文明はどのように天文学を発展させていったのか?
そのミステリーをクレオパトラの天体図から解き明かす。
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