>テレビメディアの報道が本当に信用できますか?
信用出来ますか?という問い自体が滑稽になったよね。
テレビ局も新聞も、そもそも営利団体。
利益がある方向に誘導しようとするのは、好き嫌い抜きにして当たり前の話だ。
ただただ真摯に事実のみを客観的に伝える事が一番の利益になるならそうするのだろうが、
そんな事は実際に金を出すスポンサーの誰も望んでいない。
とすれば、利益を得るためにはスポンサー様の御意向をうかがわなければならないという事。
メディアに公正性・社会的正義実現のための期待を込める人々にとっては
憤慨すべきことなのかもしれないが、私は個人的には仕方のない事だと思う。
霞を食って生きろとまでは言えないし、彼らが公正性を追究できるようスポンサーにもなれない。
とすれば、「ああ、あの営利団体はこう言ってるのね」程度にしか報道を見れないとしても致し方ない。
最近になってテレビや新聞を左翼だの偏ってるだの、怒ったり罵ったり嘲笑したりする風潮があるが、
私はどうもそういう気持ちになれない。
過去の私がテレビや新聞に期待を抱いていただけであって、本質は変わらないのだろう。
諦めの気持ちから、多方面の情報(少なくともある主張をする団体とその対立する団体の両者の主張)を精査する事しか出来ない。
バラエティ番組の幼稚化、報道番組の偏向化、アナウンサーの質の劣化。
どれもこれも、私が多大な金を出しているわけではないのだから、文句を付けようにも気持ちが乗らない。
女子アナウンサーの半タレント化など、頭の中でいくらでも説教は出ては来るが、
スポンサーでも、最近では視聴者ですらない私が言ってどうなるものか。
まったく空しい。
一つ言える事は、「信用する」「信用しない」という類のものでなくなったのだ、という事だけである。
それも、他人に偉そうにそういうのではなく、自分自身に言うだけなのだが。
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