<各話あらすじ、2>  
   『閑却の社(かんきゃくのやしろ)』 
  飯田真美(中条あやみ)は、真っ暗な闇の中をさまよい続けるという夢を見る日が続いていた。最初のうちは、同じ夢を見 
 ることを楽しんでいた真美だったが、ある日夢の中でたどり着いた真っ暗な祠(ほこら)の中にいたのは…。とんでもない事 
 態が真美を襲う!   
 『つきあたりの家族』 
  料理屋を営む高山紀夫(又吉直樹)。いい加減に所帯を持つように、とお客さんからも言われているが、「店と料理が家族 
 だ」と、独身を貫きとおしている。自分のアパートに帰ってくると、ある日から廊下のつきあたりの家に向かっていく男性を 
 見かけるようになり、「頑張っているのは自分だけじゃない」と心のよりどころにするようになっていた。その男性の家族も 
 一緒に見かけるようになり、挨拶をかわすようになったころ、紀夫が部屋から出てくると、廊下の一番奥の部屋で引っ越し作 
 業をしている様子。大家に話を聞いてみると、あの家族に秘められた真実が明らかに…。   
 『奇々怪々女子寮』 
  とある事情を抱え、寮生活を余儀なくされた山岸裕美(観月ありさ)。かび臭さの漂う寮の自室で違和感を感じて触れてみ 
 た畳は、雨漏りもしていないのに冷たく湿っている。はじめて会うはずの隣人(伊藤修子)からは、「“今度は”静かにしてよ 
 ね」と意味不明の言葉をかけられるなど、不可解なことばかりの寮生活。同僚の金子真琴(足立梨花)と励まし合いながら懸 
 命に働いていたが、一人また一人と同僚たちは寮を後にする…。裕美に訪れる運命とは…?
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