>自分の国が住みにくいのなら、自分達で住みやすい国にしていけば良いではないですか。
>自分達で良い国にしていけば良いではないですか。
現在の我々日本人には理解しにくいが、「敵国」を憎悪する事で国内の政治不安から目を背けさせて
一枚岩になる(なろうとする)というのは、政治が上手く行っていない国の典型的国策の一つ。
戦前・戦中の日本も、アメリカを「鬼畜」と憎悪して国内を一つにまとめようとした。
典型的であると言う事はつまり有効であると言う事の証左でもあり、どの国でも多かれ少なかれ行われる。
もちろんそれは一時凌ぎであり、続ければ続けるほど破綻が確実になるだけなのだが、
為政者としては「国民の批判が為政者に向かないうちに国政を正常化する」という目算がある。
(もちろんこの場合の「正常化」とは「為政者にとって」という前置きが付く事になるのだが)
北朝鮮も同じ。
米国を敵国と見做す事で国民の意思統一を図り、その間に体制維持を盤石にしようと画策する。
歴史的に、他国と対立する事は長期的に国・国民にとって損だと明白でも、短期的に見れば為政者にとっては得である。
故に、この方法(憎むべき敵国を作るという方法)は無くなる事が無い。
※日本の場合は敗戦により、為政者の地位が消滅した(他国依存になった)ので、
国内の充実に腐心する事が出来たと言う特殊事情が存在する。
中国・韓国・北朝鮮に日本を見習えという事は根本的に無理。
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